ツンデレ黒王子のわんこ姫
「これはこれは、クロカンの御曹司様が直々においでとは話が早い」
飛行機で羽田に着いた二人が向かったのは、桃山コンサルタント株式会社の社長室だった。
応接室のソファには桃山康友社長が座っていた。
「おや、芽以ちゃん。いらっしゃい。相変わらず可愛いねー」
ニコニコと笑う康友に、芽以はどうしたらよいかわからずも、健琉の横に並んで丁寧にお辞儀をした。
「ご無沙汰しております。おじさま」
「お父さんから話を聞いたかね?」
「それは,,,」
体を乗り出す芽以を、健琉が遮る。
「私達は別れるつもりはありません」
「それならば、今すぐに白木美術館の援助を打ち切ろう」
不敵な笑みを見せる桃山康友に、同じように黒い笑みで微笑み返す健琉。
「どうぞ、ご自由に」
飛行機で羽田に着いた二人が向かったのは、桃山コンサルタント株式会社の社長室だった。
応接室のソファには桃山康友社長が座っていた。
「おや、芽以ちゃん。いらっしゃい。相変わらず可愛いねー」
ニコニコと笑う康友に、芽以はどうしたらよいかわからずも、健琉の横に並んで丁寧にお辞儀をした。
「ご無沙汰しております。おじさま」
「お父さんから話を聞いたかね?」
「それは,,,」
体を乗り出す芽以を、健琉が遮る。
「私達は別れるつもりはありません」
「それならば、今すぐに白木美術館の援助を打ち切ろう」
不敵な笑みを見せる桃山康友に、同じように黒い笑みで微笑み返す健琉。
「どうぞ、ご自由に」