初恋は恋色
第一章
~大好きな彼~私の初恋


「ん~!!!いい天気!こんな、清清しい天気久しぶり!」

どうも、初めまして内田沙希と言います!!!高校3年生になりました!!!

高3のくせに、身長153㎝・・・。チビです!!!

私には、幼稚園からの幼馴染がいます。

『沙希~!!!学校、行こう!!!』

こいつが、幼稚園からの幼馴染の片瀬大輔。

幼馴染でもあり、私の、







初恋の相手でもあるんだ・・・。

同じ、高校にはいったのも私が大輔と、同じ高校にはいりたかったから。

好きな人とは、少しでもいっしょにいたいものでしょ?

私が、大輔の事が気になり始めたのは、小学5年生のころ・・・

私は、イジメにあっていた。

理由は、簡単。

大輔といつもいっしょにいたから。

大輔って、結構昔からかっこよかったんだ・・・。

それで、彼女でもない幼馴染の私が、イジメられた・・・。

はじめは、自分でも理解が出来なかった。

でも、後々分かってきた。

もちろん、大輔には内緒。

だって、心配かけたくないもん。

でも、私がイジメられている所を大輔に見られちゃったんだ。

そして・・・

『おい!お前ら、何してんだよ!!!!』

「だ・・・だって、内田さんいっつも、片瀬くんといるんだもん」

「そうだよ!!!あまりにも、不公平よ!」

『そんな事だけで、ここまでする必要があんのかよ!!!!!!!!』

  こんな姿の大輔、幼馴染のわたしでさえはじめてみた。

『謝れ・・・沙希に、謝れ!!!!!!』

  ここまで、言ってくれて嬉しいけど、正直怖かった。

「「ごめんなさい、内田さん」」

「もう、いいよ・・・。今度から、しないでね。」
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『何で、いじめられたこと俺に言わなかったの???』

だって、心配かけたくないもん・・・。

「だって、大輔に心配かけたくないもん・・・。」

『心配?俺は、沙希の方が心配だったよ。本当に、心配したんだからね。』

大輔の言葉に、私は何か、心を打たれた。





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