風の贈り物
3章 未来からのタスキ
 山梨県小淵沢町の町民グランド、元銀メダリストのグレス・ミラーは昔お世話になった小淵沢町の町長小尾和夫の頼みで株式会社芦沢化粧品の駅伝部の監督をしている。小淵沢町長の小尾和夫と株式会社芦沢化粧品の社長芦沢清は幼い頃からの親友で町お越しのため芦沢化粧品駅伝部に力を注いでいる。グレス・ミラーが銀メダルを取れたのは小淵沢町の町長の小尾和夫と
町民のもてなしだと思っている。
 グレス・ミラーが手を叩きながら陸上部員にペースを上げるよう指示をする。先頭にキャプテンの北川八瑠樹、続いてエースの平山春人その後を竹田や後藤など他の部員が続いて走っている。最後尾には小野寺舜が走っている、小野寺舜二年連続で区間賞を取っており今年も期待されたランナーだが最近調子が落ちている。
 駅伝部の部員が周回を次々に終えて行く最後に小野寺舜がゴールをするとグレス・ミラーが近寄って来て舜に声をかけてくる大丈夫か小野寺、小野寺舜は周りがぼんやりとして回りの声が自分の耳に入って来な、その後倒れてしまう
。それを見た小笠原祐輔はいち早く駆けつけ心配そうに舜に声をかけてくるが舜は意識ボォー
として耳に入らずそのまま意識を失ってしまう
。舜が意識を取り戻したのは病院ののベットの上だった。
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