風の贈り物
4章 兄妹
 月泉雫はカフェルージュで昼食を取っていたカフェルージュ普段は毎日満席だが今日の客は月泉雫を除いて五名ほどである。
 突然、店に置いてあるテレビの緊急速報でオカルト教団、太陽の七神教団の、原田翔に死刑の判決がいいわたされたことが緊急速報される、テレビ番組が太陽の七神教団の特別番組に切り替わり、今年に入って三人目の死刑判決である。13年前太陽の七神教団は東京国際空港とその他三つの空港で毒ガスのサリンを巻きたくさんの死者を出す大惨事となった。
 カフェルージュのオーナー朝宮布美が原田翔この町の出身なのよね、月泉雫が知り合いなのと聞いてくると布美はいえ直接は知らないけど私の知り合いがね原田翔の妹の働いている会社と一緒の職場でね。最初私の知り合い原田翔の妹を嫌っていてでもタイムスリップを経験して変わったみたいだけど。
 月泉雫は朝宮布美の話にじっと耳をかたむけ話しを聞く。
 その頃原田翔の妹原田李花が働く車の部品工場木村部品従業員数200人の中小企業の社員食堂に置かれているテレビでもカフェルージュと同じように太陽の七神教団、原田翔の死刑判決速報で流れる、おー三人の若い数人が当然だよなーと話をしている、やめなさい北川優衣が止めにはいる、北川さんあんたあいつが何をしたか知っているのか若い三人が言い返すと、突然北川に謝ってくる、なぜ謝るのか真実はこのあと知ることになる。
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