イジワルな彼は私を溺愛しています ②

突然、兄が出てきた。

「どうしたの?……その人達何」

兄の周りにはスーツを着たガタイのいい人が5人いた。

「ボディーガード。見たら分かんだろ」

「いや、分かるけどさ…」

「これからは有紀にも付くことになる」

「え?」

「当たり前だろ。有紀はmizusawaグループの令嬢だと昨日のパーティーで広まったからな」

「え…」

「今5人のボディーガードを集めてんの」

「「「「「すいません」」」」」

親衛隊の方々が走って、兄の前にきた。

「お店はいいの?」

「良くないです」

「ですが、こっちの方が大切なんです」

こっちってどっち?

親衛隊は兄の前に横一列に並んだ。

「貴方は有紀様のお兄様だと」

「そうだけど?」

「ボディーガードを集めていると」

「ああ」

「私達にやらせてくれませんか?」

「……」

「努力なら惜しみませんから」

「……」

「有紀様といたいんです!」

「……」

「「「「「お願いします!!!」」」」」

兄が頭を下げた5人を見てから私に助けを求めるように私を見た。
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