イジワルな彼は私を溺愛しています ②
午後8時。

後夜祭はまだ続いているが、店はアイスが売り切れたため閉店となった。3回も買い出しに行き、売り上げも期待出来そうだ。


今は片付けも終えて、外にいる。

「皆さんのおかげで無事大成功で終えることが出来ました。私の我儘に付き合って頂いてありがとうございました」

「そんな事ないよー。水沢さんがいなかったらこんな事出来なかったからねー。感謝してるよー」

川谷先輩が言った。

「ありがとうございます。それでは、解散ということで」

「一本締めがいいな」

加賀田先輩が私の言葉を遮って言った。

「水沢さんがするでしょ?」

翔先輩が笑いながら言った。

「それがいい」

渡辺先輩が言った。

「それなら…。お手を拝借」

皆が手をあげる。

「よぉー」

ぱんッ

乾いた拍手の音が響いた。
< 116 / 216 >

この作品をシェア

pagetop