藤堂さん家の複雑な家庭の事情
だから、心実が小さな声で言った「ありがとう」という言葉がトワに届いたかは分からない。


けれどトワは心実がそのプレゼントに戸惑いながらも心の底では喜んでいるというのを、心実の表情から理解している。


理解しているからこそ、


「やっぱり家で食べようか」

家でじっくり体の方も満たしてやりたいと思った。


「うん」と返事をした心実を乗せた、トワの車が家の前から離れていく。


その車を追い掛けるように、


「俺のシャツに穴開けたの誰だ!」

隣近所にまで聞こえそうなほどの大きな怒鳴り声を、翡翠が上げた事を心実は知らない。



【相変わらずの家族】
< 282 / 282 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:136

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

Devilの教え

総文字数/125,554

恋愛(ラブコメ)455ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「ちょっと教えて欲しい事あるんだけど」 「自分で考えろ、自分で」 「どうしても気になるんだけど」 「俺に懐くなっつーの」 今日もあたしは美形のDevilに教えを乞う。 <一話完結型小説>
Devilの教え 夢

総文字数/2,760

恋愛(ラブコメ)1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
Devilの教え 夢
戯言

総文字数/1,192

恋愛(純愛)5ページ

表紙を見る 表紙を閉じる

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop