不器用なキミ~向日葵の恋~
約束の週末になり、近くのパーキングに車を停め、彼女の店まで歩いて向かった。

お店の前まで行くと、既にシャッターが閉まっていた。

あれ?彼女は中に居るのかな?

これじゃ分かんないんだけど、まさか今日の事忘れてるなんて事はないよね?

なんだか急に不安になってきた。

店の前でボーっとしてると、ポケットの中の電話が鳴り、開くと彼女からのメール



From 渚さん

こんばんは。
お店のシャッター閉めてるので
来られたら連絡ください。
中で待っています。





「良かったー」

メールを読んで安心して、すぐに返信するとシャッターが開いた。
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