マー君−Black and White
徹が脇から小声で口を挟むが、美樹は無視して続ける。



「だーから、あたしとあんたが付き合ってるフリしてれば、あのゲイ野郎も諦めるでしょ、わかる?」



「ぉーい、美樹ちゃん、ひどいよ〜」



何か言っている徹を無視して、窓辺におかかっている美樹に抗議する。



「わかんねーよ、お前の勝手だろ。それに俺は忙しいんだよ」



「ふーん、いつもコンピュータ室にいるあんたらがねー。あ、今日からあたしのことは美樹って呼んでね」
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