しふぉん・けーき
「最初は駄々をこねたりしていたし、公演で宣言を読むだけでも舌を噛んじゃったりして、たくさんの人達に迷惑ばかりかけていたよ(笑)」

「そうなんだ・・・」

「だからね、どんな失敗をしたっていいんじゃない?
失敗して、あぁ、足を引っ張っちゃったな・・・って思うなら次同じことをしないようにすればいいじゃなの?
気を悪くする必要はないと僕は思うけどなぁ~」

確かに、真君の言う通りだ。

誰だって失敗はつきもの。

でもその失敗って次への成功への第1歩なんじゃないか。

そう思うと、なんだか気が楽になった。
< 152 / 244 >

この作品をシェア

pagetop