しふぉん・けーき
「じゃ、じゃあ・・・
あの時のキスは、ほんとだったわけ?
あんたたち、つきあってるわけ?」

「ちがうよ。
でも、あのキスは僕の気持ちなんだ。
わかるよね?」

「!!。そ、そんな!!
・・・う、うわぁ~・・・!!」

と、1人の女の子が泣き崩れた。

「残酷だと思うけど、再度言っておくよ。
僕の大切な人を傷つけないでほしい。
それじゃ」

と真君は私の手をとって歩き出した。
< 173 / 244 >

この作品をシェア

pagetop