優しい音を奏でて…優音side

「…………いないよ。
………ゆうくんは、いるの?」

俺は、ふぅぅぅっと息を吐いた。
緊張しすぎて、呼吸を止めてたみたいだ。

「いない。」

東京でできたという彼氏とは終わったんだな。

よかった…

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