先生あのね。

(うわぁーテンション落ちるわ…

『奏多先生なにがご用事でございましょうか？』

「はははっ桜田の敬語腹立つな！！はははっ」

(笑い事じゃないっつーの！！

『で？どうしたんですか？』

「まぁ、座れよ！」

(怖すぎる…怒られる？

「お前、数学苦手だろ？」

『まぁ、かなり…』

「そんな桜田に、神様のような長谷奏多様が数学をみっちりバッチリ教えてやろう！」

(うそでしょ…地獄じゃん…

「今お前地獄じゃんとか思っただろ？」

(心の声聞こえてる？！！？

『そ、そんな事ないですよーー。うれしーなー。』

「棒読みがすごいぞあはははっ！面白いな桜田は！」


その日から地獄の長谷補習が始まった…