めがね先輩
…と、先輩の目がゆっくりと開いて、目が合った。


やばっ…!


咄嗟に後ろに大きく下がる。


どうしよう…!
見とれてたせいで反応が遅れてしまった。

バレた…?
確実見てたのバレたよね…?

最悪…。

なんでこのタイミングで目覚ますかな…。



「あれ…メガネ……」

そう言いながら、手を動かす先輩。


もしかして、見えてない?
ってことは、バレてない…?


よかった…。
よし、今のうちに図書室を出よう!
先輩に背を向け、一歩足を踏み出すと…


ガタッ。


っ!椅子にぶつかってしまった。


痛っ!と声を出しそうになるも、どうにか堪える。
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