めがね先輩
「先輩、またお菓子作ったら食べてくれますか?」

「……勝手にすれば?」

「わーい♪何作ろうかなぁ」

校舎の外に出ると、オレンジの光が私達を包んだ。


「そうだ!先輩はコンタクトとかにはしないんですか?」

「なんで?」

「なんとなく…」

「する予定ないけど」

「そうなんですね!」

「なんだよ、そんな嬉しそうに」

ふはっと、先輩が笑った。



ドキッ…



先輩がこんな風に笑ったの、初めて見たかも…。



きゅんと胸が鳴る。
顔があっつい…。



でも…よかった。
メガネを外した先輩の姿は、私だけの秘密にしたいから。
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