めがね先輩
次の日。


クッキー…食べてくれたかな?
ドキドキしながら、登校する。

あ…先輩いた!


「おはようございます先輩」

ちょっとドキドキしながら…ううん、物凄くドキドキしながら、挨拶をする。


と、聞こえてなかったのか、無言のままの先輩。

こちらを見もしない。


「先輩…?」

やっぱり何の反応もなし。



……………。




…もしかして、無視されてる?



それ以上、何も言うことができず、私はそっと先輩から離れた。
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