Sweets♡Days


「えっと…、桐島さん?なんだか口調が違うような…」


さっきまでと態度が全然違う桐島さんに戸惑いが隠せない。


「はぁ…。バカ相手にしてると本当ダルい。さっきまでの俺が本当の俺な訳ないだろう。あれは外面。こっちが本当の俺」


桐島さんはため息をつきながら、呆れ顔であたしを見る。


うそ…。さっきまでのが演技だったなんて…。


あたしの中で想像していた優しくてイケメンな桐島さんが崩れていく。


「どうせ、総一郎さんから優しくてイケメンな青年だとかなんとか聞いてたんだろ。っで、楽しい店長生活が待っていて、恋にでも発展するかもとか甘い考えでもしてたんだろ」


「そんなこと…」


心の中で思ってた事を見透かされ、言葉につまった。

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