Sweets♡Days
「そんな漫画みたいなことあるわけないだろ。ったく、こんな女と二人で店とか本当に大丈夫かよ」
もう一度ため息をつく桐島さん。
「なっ、そこまで言わなくても…」
「とにかく、そんな甘い考えなら、俺はお前を店長だとは認めない!」
冷たい目であたしを睨む。
「あ、あたしだって、アンタみたいな人いらない。どうせ、ケーキだってろくなもの作れないくせに!」
そんな桐島さんに思わずカッとなって言い返すと、
「なら、試してみるか?俺のケーキが本当にろくでもないか、お前が食べてテストしろよ!」
低い声で桐島さんはそう言った。