少年と魔女

少年36サイ










「なあジル。僕はおかしかったんだ。フレイヤが僕のことを男として見てくれないから焦ったんだ。

…。

あーーー!もう記憶を消したい!
袖クル!壁ドン!顎クイ!全部やっちゃった!!
あれからフレイヤと距離を感じるよ」



“はははは。お前はいくつになってもほんと可愛いな”



「勘弁してくれ…もう36だぞ。

四捨五入したら40だ…。おっさんだよ」



“ははは。おっさんの割に酒も飲めないし、経験もないもんな”



「妖精さんだよ…ほんと。あーもうどうしたらいいんだ」



“押してダメなら引いてみろだな”



「やめてくれ…僕のことだまたやっちゃうだろ」



“俺はお前のそういうとこ好きだぜ”



「…。やめてくれ気持ち悪いな」



“はははははは”







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