出逢えたのはーーー奇跡。
俺は、君に背を向けて歩き出すーー

「おい、透‼」



どうか、君を守らせてーーーー



最後まで守らせてーーーー



「透ーーー!!!」



背中に伝わる体温。


「行かないで………


別れるなんて、言わないでっ。


離れたくない………私、透が好き。


透が、暴走族だったとしても、それで私が囚われてもそれは、透のせいじゃない。


私は、、透が好きなのーーー


貴方と出会ったのは、私にとって"奇跡"でした。」


人と人が、出会うのは"奇跡"だと、私は思う。


すれ違い、見向きもしない人達がいる中で出会うのは私にとって"奇跡"でした。


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