秘める二人の、叶わぬ恋の進め方。

「プラネタリウムを天井に付けることで、会場全体がまるで舞台かのようにしたいんだ。舞台の中の夜のシーンなんかでプラネタリウムを活用したいと思ってる。ステージ上だけじゃなくて、頭上も舞台セットにしたい」


「‥‥‥素敵です」


気づけばそう口が動いていた。

演劇舞台とプラネタリウムの融合。

ステージだけじゃなくて、
頭上までもが舞台の一部。

聞いたこともない話だけど、素直に見てみたいと思った。

「凄くいいアイデアだと思います。─すごく見てみたいです、その舞台。」

柊ちゃんがそう言うと、少し強ばっていた成宮さんの表情が安心したように緩んだ。

その後に、海斗さんが申し訳なさそうに付け加える。

「ありがとうございます。‥‥ただその、改装工事期間中、エトワール劇場は使えなくなってしまいますが‥」

確かに、aria etoile劇場はaria芸能プロダクションが直営する一番規模の大きな劇場でもある。

それに、舞台にプラネタリウムをとりつける工事となると‥‥期間はどのくらいに及ぶのか想像がつかない。その分の穴はきっと大きい。

‥‥けど、柊ちゃんならきっと。
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