半身。然るに片羽。
「看護婦さん、今日は5合までですよね?」
山城が聞いてた。
「その予定かな」
看護師が答えてたが、学校や民宿に話しをしてくると言って部屋を後にした。
今日の夕方には5合目に着き、朝焼けを見る為に早朝から起こされるはずだ。
そして頂上に着いたら記念撮影。
俺は2人に背を向けて、無理矢理にでも寝ようとしたが、先程の霧状の空間を思い出してしまい、なかなか眠れなかった。
なによりも。
体が痛くて…