日本一のヤクザの娘に愛された男の話 妄想
28歳
私とマキは高校生の時には上手くいかなかった
理由はいろいろだが
私の精神年齢が低かったから
それが大きな1つの理由だろう
冒頭部分でも少し触れたが
私は発達障害だ
発達障害の場合、精神年齢が実年齢の7割ほどしかないと言われている
15歳の私は精神年齢10歳ちょっとなのだ
そりゃまだ合わないことも仕方がない
それを知っててマキには
『28歳になったら、また、告白してもいい?』
と言われた
私は訳もわからず
『いいよ』
と頷いた
これでマキとの短期間の交際期間は終了した
あと最後に『いろいろあったから、忘れるためにマキが手伝う?』
と言ってきた
また意味がわからない
これもただ頷いた
そしたらその日の晩のことである
私が眠りに落ちる寸前
知らない男が寮の部屋に入ってきたからと思ったらそのまま布顔に当てられ私は眠りに落ちた
当時は夢かと思ってた
私はマキに脳みその記憶をつかさどる部分を少しいじられ、マキとの思い出を忘れてしまった
以前、私が部活中にケガした部分が当時やたら痛いなと思ってた
前にも話したが、マキは全国模試で1位を取っただけでなく、スーパーコンピューター並みに頭が良い
医療だって簡単にできてしまう
そんなこんなで私はつい最近まで、マキとの事は思い出せないでいた