七色ペンダント


それまで動かず黙っていた奴が口を開いた。



「いいご身分だな。新選組の小姓とは。前の仲間がみんな死ねばまた次か?」



「どういう.....っ」



私に問う暇も与えず、奴は斬りこんできた。



一瞬見えた彼の顔は、どこか見覚えのある顔だった。



「まさか.......っっ!!!!」

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