35階から落ちてきた恋 after story ~you are mine~
「頼みますよ。今すぐタカトさんに連絡して下さいよ。お願いします」
青山君は両手を合わせてお願いポーズをとる。
うーん、若いイケメンのおねだり顔ってなかなかいいかもとチラッと不謹慎なことを思うけど。
「それは無理。今、仕事中だから。連絡なら青山くんからしておいて。私の無事がわかればいいんでしょ。タカトには仕事の後で連絡するから」
「えええ。待って、待って、果菜さーん。ホントに勘弁してくださいよ」
「ごめんね、それは譲れない。忙しいの。事務所の皆さんには改めてお詫びをします。本当にごめんなさい。でもね、今は仕事中で他の患者さんやスタッフに迷惑だからこの話は一旦これでおしまい」
私は青山くんの腕を引っ張って採血室に連れて行くとダミーの診察だろうが何だろうが伝票の指示通りしっかり彼の採血をした。
若いからいいと全く健診を受けていないと言うからちょうどいい。
「結果はまた聞きに来て下さいね」
と背中を押して採血室から追い出してしまった。
もちろん、青山くんごめんねとしっかり謝ったのだけど。
青山君は両手を合わせてお願いポーズをとる。
うーん、若いイケメンのおねだり顔ってなかなかいいかもとチラッと不謹慎なことを思うけど。
「それは無理。今、仕事中だから。連絡なら青山くんからしておいて。私の無事がわかればいいんでしょ。タカトには仕事の後で連絡するから」
「えええ。待って、待って、果菜さーん。ホントに勘弁してくださいよ」
「ごめんね、それは譲れない。忙しいの。事務所の皆さんには改めてお詫びをします。本当にごめんなさい。でもね、今は仕事中で他の患者さんやスタッフに迷惑だからこの話は一旦これでおしまい」
私は青山くんの腕を引っ張って採血室に連れて行くとダミーの診察だろうが何だろうが伝票の指示通りしっかり彼の採血をした。
若いからいいと全く健診を受けていないと言うからちょうどいい。
「結果はまた聞きに来て下さいね」
と背中を押して採血室から追い出してしまった。
もちろん、青山くんごめんねとしっかり謝ったのだけど。