未来を見るなら、君と一緒に
「つーか、お前はヤスにでも迎えに来てもらえよ」


「な……っ!」



顔を真っ赤にする光。



「小学生かよ」



光とヤスはどうみても両思いのくせにまだ付き合ってないらしい。
俺からみたら両思いなんならとっとと付き合えっつー話。

俺はまだ、潤先輩が好きだ。
休学してるなか、潤先輩は卒業したし、もう二度と会うことはないんだろうけど。

ヤスから聞いた話だと、賢晴さんと同じ職場に就職したと聞いた。

賢晴さんにとって、自分の意思をもたない潤先輩は自分と同じ職場を受けるのは当然ことだったんだろうなと思う。



「陽くん!やっほ!」


「わ、瑠奈さん!?」



バイト先に向かおうと歩いてたところ、後からドンっと体当たりされてよろける。



「陽くんこれから出勤?」


「そうですよ」



瑠奈さんは、俺がバイトしている老人ホームの管理者。
瑠奈さんの親が老人ホームを経営している会社の社長で、この度新しくオープンする老人ホームを任されたってわけ。

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