うぶ婚~一途な副社長からの溺愛がとまりません~
その後も、今日は日曜日で仕事は休み。起きてふたりで遅い朝食を食べた後、彼の身の回りのことを一緒にやって、仲良く手を繋いでDVDをレンタルしてゆっくりと見て。

穏やかで幸せな時間を過ごしていく。

「あっ……もうこんな時間」

DVDを見終わる頃には夕方になっていた。

「本当だ。どうする? 夕食も食べていくか? それとも明日は会社だし帰るか?」

帰る……あっ!

彼の言葉にハッとし、ずっとバッグに入れっぱなしだったスマホを見ると、新着メッセージが一件。

【今日は帰らないのかな?】

それはお母さんから送られてきたものだった。

しまった、家に泊まるって連絡するのを忘れちゃった。……どうしよう。

スマホ画面を見つめたまま茫然としていると、彼も私のスマホ画面を覗き込んできた。

「悪い、俺も気づかなくて」

「いいえ、連絡するのを忘れていた私が悪いので」
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