うぶ婚~一途な副社長からの溺愛がとまりません~
「でも一生思い出に残る結婚式になったな」

「……はい」

たくさんの人に祝福され、感謝の想いを伝えられた一生忘れられない一日になった。

すると彼は私の身体を抱き寄せた。

「無事に結婚式が終わったし、明日からの新婚旅行、楽しんでこよう」

「そうですね、楽しみです」

廉二郎さんに体重を預け、彼のぬくもりに包まれる。

「なぁ、日葵……」

そう言うと彼は私の身体を離し、真っ直ぐに見つめてくる。

「なんでしょうか」

私も彼と向き合うと、廉二郎さんはとびっきり甘い顔で言った。

「俺たち、今日から夫婦だけどお互い初心者だろ? きっとこれまでのようにいろいろあると思う。……でもその度にしっかり向き合い、話し合って本物の夫婦になっていこう」

「廉二郎さん……」
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