うぶ婚~一途な副社長からの溺愛がとまりません~
だって私が今、一緒に食事をしているのは副社長なのだから。
それに副社長……さっきから一言も話していない。もちろん私も。
室内でふたりっきりでシンとしていて、気まずい……。料理を運んでくる中居さんが来るたびにホッとしてしまうほど。
それでもなんとか次々と出されるコース料理を口に運んでいった。
そして最後にデザートのあんみつが運ばれてくると、やっと副社長は口を開いた。
「新鮮だったんだ、面と向かって女性に意見されたことが」
突然口を開いたかと思えば、意味深なことを言う彼にあんみつを食べる手を止め、目の前に座る彼を見つめてしまう。すると副社長は苦笑いを浮かべた。
「今まで女性には、なにかと避けられてきたから。秘書でさえどこかよそよそしいし、怖がられている時もある」
それは……もちろん存じ上げております。
秘書課内でも、副社長を恐れている人が多い。現に堀内さんも散々怯えていると言っているし。
それに副社長は見かけるたびに怒っているんじゃないかと思う程、眉間に皺を寄せていることが多いから。
口を挟むことなく心の中で頷く。
それに副社長……さっきから一言も話していない。もちろん私も。
室内でふたりっきりでシンとしていて、気まずい……。料理を運んでくる中居さんが来るたびにホッとしてしまうほど。
それでもなんとか次々と出されるコース料理を口に運んでいった。
そして最後にデザートのあんみつが運ばれてくると、やっと副社長は口を開いた。
「新鮮だったんだ、面と向かって女性に意見されたことが」
突然口を開いたかと思えば、意味深なことを言う彼にあんみつを食べる手を止め、目の前に座る彼を見つめてしまう。すると副社長は苦笑いを浮かべた。
「今まで女性には、なにかと避けられてきたから。秘書でさえどこかよそよそしいし、怖がられている時もある」
それは……もちろん存じ上げております。
秘書課内でも、副社長を恐れている人が多い。現に堀内さんも散々怯えていると言っているし。
それに副社長は見かけるたびに怒っているんじゃないかと思う程、眉間に皺を寄せていることが多いから。
口を挟むことなく心の中で頷く。