蘇らせ屋のボクとヒトゴロシのキミ
「わかりません」


僕は左右に首をふる。


それしかできない。


「おかしいじゃないか! 僕は真理の婚約者だぞ!」


僕は膝の上でグッと拳を握りしめた。


「事前に説明した通りです。死者との交渉が決別した場合、相手を蘇らせることはできません」


後はもう事務的なことしか言えなかった。
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