蘇らせ屋のボクとヒトゴロシのキミ
☆☆☆

休日になり、僕はパソコンを確認していた。


今日の依頼は特になし。


時々送られてくるいたずらメールを削除したところで、隣の部屋から柚木さんが起きだして来た。


「おはよう」


僕はパソコン画面から顔をあげてそう言った。


「うん……」


柚木さんはそう言い、テーブルの端にチョコンと座る。


体育座りをしているその姿が座敷童のように見えて、思わず笑った。


「なに?」


「いや、どうした? 元気なさそうだけど」


「まぁね」


柚木さんは短く答えて膝に頬をくっつけた。


今日はやけに元気がないようだ。
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