プロポーズは突然に。





そんな私にとって、初めてできた友達が高校で同じクラスになった芽衣子だった。


芽衣子は明るくて気さくで、オシャレが大好きな今時の女の子っていうオーラをバンバンに出してて、私とは全く違うタイプの人間で。


だから、初めて話しかけられたときはすごく驚いたのを覚えてる。




『いつも思ってたけどヘアアレンジ上手だよね。良かったら教えて?』

『え?別にいいけど…』

『ありがとー!ねぇねぇ、今度遊ぼうよ』




笑顔で私に接してくれる芽衣子は…腐りきっていた私の光だったんだ。


放課後一緒に買い物に行ったり、カフェに行ったり。

芽衣子の恋バナをたくさん聞いたり。


こんな風に友達と過ごすのは初めてだった。

すごく楽しくて、嬉しくて…この時間を失ってしまうのが怖かった。

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