Sweet moments ~甘いひと時~

「い、いえっ。私はたまたま通り掛っただけなので、、、これでっ、、!」


そう言って足早に去っていった。

その様子を見てオーナーが溜息をついた。


「舞花ちゃん、大丈夫だった?なんか外が騒がしいなと思って出て見たらこんな事になってるんだからびっくりしたよ。変な事されなかった?」

久しぶりに本名を呼ばれ、オーナーの優しさに胸が熱くなった。



「いえ、オーナーのお陰で何もありません。お店に来られる普段の澤村様と違って少し怖かったです。」

「、、、そうだね。少し様子が違ったから、今度澤村様が入店される時は気をつけた方がいいね。今日の事はスタッフ達にも言っておくから。明日は、、いや今日か。早い日だったよね?今日の事は忘れてしっかり休んで?じゃあ、お疲れ様。」


「はい、お疲れ様でした。お先に失礼します。」

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