Sweet moments ~甘いひと時~


「あぁ、勿論じゃ。蘭ちゃんと喋りたいのは我々だけではないからのお。行っておいで。実はまだ全員揃ってないんじゃよ。まだ暫くいるから帰る前にもう一度だけここに来ておくれよ。」

「はい!ありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいですっ、、、!必ず戻ります。」



そう言って呼ばれたテーブルに挨拶に行く。


次々とテーブルを渡り歩いて、お客様に寄り添ってお酒を嗜む。


たまに酔って羽目を外し過ぎる方もいるが、そういう時はやんわりとボーイが助けてくれる。



15分休憩を裏で取っていると、後ろから少し疲れ気味な声がした。

「お疲れ様、蘭ちゃん。今日も引っ張りだこだね〜〜。しかもさっきお客様に執念に迫られてなかったぁ?」

先輩キャバ嬢の〝桜〟さんが立っていた。
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