Sweet moments ~甘いひと時~
知り合いが居なくなって、一気に不安が押し寄せる。
「ささ、こちらへ〜。」
女性スタッフに手を引かれ、奥の部屋へと連れていかれた。
そのまま鏡の前の椅子に座らせられメイク、セットと次々に施されていく。
派手すぎない落ち着いたメイクに、髪は片方に流すよう緩く巻かれた。
それは自分の知る夜の顔とは少し違って、上品な感じに仕上がっている。
そして部屋に掛かっていたドレスを身につけ、用意されていた綺麗なヒールの靴を履いた。
高級そうなアクセサリーを首元に付けられ、鏡の前に立たされた。
鏡に映る自分は別人で、プロの力を痛感した。