Sweet moments ~甘いひと時~
「きみは確かここのナンバー2の子じゃないか?!おいでおいでっ!君みたいに可愛い子は大歓迎だよ。」
「ありがとうございます。ではお隣、、、失礼いまします。」
このテーブルのお客様は、桜さんを贔屓にしている不動産関係の社長の席だ。
でも今は桜さんが休憩に入っていて、少し後ろ姿が寂しそうに見えた。
折角、けして安くはないこのCLUB nectarに足を運んでくださったのだからせめてこの空間にいる時間は楽しんで行ってほしい。
最初の方は空元気だった社長も、お酒が進み楽しく会話を楽しんでくれた。
その笑顔にこちらまで嬉しくなる。
キャバ嬢は、楽な仕事じゃない。
でも、、、それだけじゃないから頑張れた。
暗い顔で入店されたお客様が帰りには笑顔で手を振って下さった時、この仕事をしていて良かったと思える。