Sweet moments ~甘いひと時~




『、、、貴方だけが彼を救えるのですよ。それだけは忘れないで下さい。』


一言呟いて颯爽と去っていった。


残された私は、ただ茫然と立ち尽くすことしかできなかった。

謎な言葉を残して。





、、、私が彼を救える?

そんな訳ない。

現に彼のお母様にだって言われた通り、住む世界が違う私なんかがどうにかできる問題じゃない。

業績が下がっているのなら、それを上げれば彼は社長職を降ろされずに済むのだろうか。

考えられる方法は、、何処かの大企業のご令嬢と政略結婚して二社が協力して業績を回復させるとか?

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