Sweet moments ~甘いひと時~


「そして最後の方が少し甘めのコーヒーです。、、、以上となっております。ご理解、頂けましたか?」


「はい、大丈夫です。蘭ちゃんは?」

「私も大丈夫です。」

桜さんの問いかけに小さく頷くと、女性は一瞬驚いた顔を見せた。



こういう夜の仕事をしていると、職業病か物覚えが物凄くいい。

一度見たお客様は忘れない。

そしてお名前は勿論のこと、お客様の好みの飲み物を覚えるの事は、我々キャバ嬢にとっては朝飯前だ。


「では、私は飲み物の準備を致しますのでその他の準備をお願いします。食器はあちらのものをお使い下さい。井川室長から合図がありましたらお教えしますので、お2人で素早く中へお入り下さい。」


「分かりました。宜しくお願い致します。」
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