Sweet moments ~甘いひと時~
その指輪は彼から離れると決めた日に、彼の部屋に置いて来たダイヤが光り輝く指輪。
「少しの間ではありましたが、貴方の指に嵌ったこの指輪を捨てる事ができませんでした。あの幸せな日々は、確かにあったんだと思いたかったんです。」
困ったように照れた表情の彼。
そんな彼に胸がときめいて、好きが溢れる。
どうしても彼に触れたくて、今ならどんな大胆な事だって出来る。
背伸びをして彼の唇に、一瞬ではあるが自分の唇を重ねた。
そして顔を離して、この想いが伝わるように真っ直ぐに彼を見つめた。
「、、、好き。彰さんが好きです。好きなんっ、、、っ!?」