Sweet moments ~甘いひと時~
女達は落ち込み気味で社長室を出て行った。
テーブルにケーキを残して、、、。
暫くして席を立ち、ケーキを手に取った。
そのケーキの香りを嗅いだだけで、彼女の顔が浮かんでしまう。
皿に移して一口、また一口とケーキを食べ進めると彼女の様々な表情が浮かんで、先ほどまでイライラしていた気持ちがスーっと消えて無性に彼女の顔を見たくなった。
そう思うといても経っても居られなくて社長室を飛び出しSweet momentsに向かっていた。
小さな小窓から見えた彼女の横顔が少し元気が無く見え、自分まで暗い気持ちになった。
彼女を笑顔にしたい。
他の誰かではなく、自分自身が彼女を幸せにしたいと彼女への想いが強くなった日だった。