Sweet moments ~甘いひと時~


一瞬で明日が憂鬱になった。


無神経な女達が買って来たものなんて受け取りたくもなかったが、彼女が作ったケーキを粗末にする事なんて絶対に出来ない。


女にモテる自覚はある。

秘書課の女達にも取り引き先の令嬢達にもアプローチは受けていた。



ここで自分が、彼女の店に通っている事がバレればきっと女達はあの店に行くだろう。

折角の彼女と過ごす、、優しい穏やかなひと時がなくなってしまう。


あの癒しだけは何が何でも守りたい。


そこで嘘をついた。



『甘い物は食べない』と。





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