お見合いだけど、恋することからはじめよう

「七海、おれ、おまえにそがん顔ばされたら、
……もう、ガマンできんけんっ。あっちんベッドへ行くばいっ!」

赤木さんが先に立ち上がり、あたしの腕を引っ張って立たせようとする。

「違う、違う、待ってっ!
赤木さんっ、あたしの話を聞いてっ‼︎」

ひたすらベッドへ連れ込もうとする赤木さんに、あたしは必死で抵抗する。


……だけど、男の人の力に抗うのも限界がある。

< 396 / 530 >

この作品をシェア

pagetop