お見合いだけど、恋することからはじめよう
「あ…あたしにとっては『遊ぶ相手』っていう方が心配ですっ!」
いったん転び落ちた言葉は、もう、止まらなかった。
「あなたは、そのような女がいるにもかかわらず、あたしとのお見合いを受けたんですかっ⁉︎」
こんなことを言ってしまって、相手があたしをどう思うかなんて、まったく考えていなかった。
「あなたのように『オトナのおつき合い』ができる人には、二十歳過ぎて中高生じゃあるまいし、なにを言ってるんだ、って思われるかもしれませんけどっ!」