一円玉の恋
と、私の顎に指を添えて、私の唇に自分の唇を重ねてきた。
最初はついばむように優しく、私はそれをぎこちなく受ける、頭の中はパニックだ。
山神さんが、少し妖しく笑った。
それには、全身がバクバクしだす。
今度は少し深く重ねる、ますますどうしていいか分からない。
苦しい…息出来ない…と思った時に「翠ちゃん、鼻で息するの。ほら俺が角度変えたら、翠ちゃんも変えて。」とまた、重ねてくる。
またさっきよりも一段と深かく、今度は貪さぼるように。 口内を山神さんの舌が侵食し、蠢めいている。
でも、昨日乱暴にキスされた時よりは、嫌じゃない。
むしろ、心地いいというか、痺れてくる。ふーんんっと、声が漏れて目尻に涙が滲む。
足が立ってられなくなって、必死に山神さんの背中にしがみつく。
「ああー。ごめん。翠ちゃん、大丈夫?ああ、でもヤバイね。その顔。凄くエロい…。うーん、困った。」
とギュッと抱きしめて、「ほら俺もドキドキしてるだろ。」と言ってくる、私は山神さんの心臓付近に耳を当てる、確かにドクドクッっと音が聞こえる。
「ほんとだ。」と呟いて、山神さんを笑って見上げて、自分の額を彼の胸にスリスリする。「翠ちゃん、頼むから煽らないでよ。」とポンポンっと優しく頭に手を置いてくる。
なんだか、自分の心がこそばゆい感じがする。山神さんが、また「うーん、困ったね。翠ちゃん、帰る?」と聞いてくる。
私は、すかさず首を横に振る。
はあーーっと大きなため息が彼から溢れる。
「じゃあ、翠ちゃんごめん、もう一回ね。」と唇を重ねてくる。
今度は自分なりに、しっかりと受けとめる。
最初はついばむように優しく、私はそれをぎこちなく受ける、頭の中はパニックだ。
山神さんが、少し妖しく笑った。
それには、全身がバクバクしだす。
今度は少し深く重ねる、ますますどうしていいか分からない。
苦しい…息出来ない…と思った時に「翠ちゃん、鼻で息するの。ほら俺が角度変えたら、翠ちゃんも変えて。」とまた、重ねてくる。
またさっきよりも一段と深かく、今度は貪さぼるように。 口内を山神さんの舌が侵食し、蠢めいている。
でも、昨日乱暴にキスされた時よりは、嫌じゃない。
むしろ、心地いいというか、痺れてくる。ふーんんっと、声が漏れて目尻に涙が滲む。
足が立ってられなくなって、必死に山神さんの背中にしがみつく。
「ああー。ごめん。翠ちゃん、大丈夫?ああ、でもヤバイね。その顔。凄くエロい…。うーん、困った。」
とギュッと抱きしめて、「ほら俺もドキドキしてるだろ。」と言ってくる、私は山神さんの心臓付近に耳を当てる、確かにドクドクッっと音が聞こえる。
「ほんとだ。」と呟いて、山神さんを笑って見上げて、自分の額を彼の胸にスリスリする。「翠ちゃん、頼むから煽らないでよ。」とポンポンっと優しく頭に手を置いてくる。
なんだか、自分の心がこそばゆい感じがする。山神さんが、また「うーん、困ったね。翠ちゃん、帰る?」と聞いてくる。
私は、すかさず首を横に振る。
はあーーっと大きなため息が彼から溢れる。
「じゃあ、翠ちゃんごめん、もう一回ね。」と唇を重ねてくる。
今度は自分なりに、しっかりと受けとめる。