カラダから、はじまる。
「……ね、そのネックレスって、すっごく洗練されててオシャレなんだけど、どこの?」
ようやく、わたしは口を開いた。
そのネックレスは、洗練されたキャリアウーマンが身につけると似合いそうなデザインだった。
「Jubileeだよ。そのあと銀座の松波屋のショップに連れて行ってもらって、一緒に選んで買ってもらったの」
七海の頬が自然と緩んでいる。
「……へぇ、あいつでもそういうことをするんだな」
父がさも興味深そうに、ニヤリと笑う。
……ほんと、あんな血も涙もない人造人間でも、
お見合い相手には、こんな気の利いたプレゼントをするんだ……