御曹司くんに再会したら溺愛されました
「ねぇ、どういうこと?」
私が尋ねると、
「閉店後の店を開けろというのは横暴だけど、
こういうところは、宿泊者の要望には大抵
答えてくれるから、部屋を取っただけですよ。
ドレスが届いたら、一緒にディナーに
行きましょう。」
感覚が庶民と違う。
リゾート地のスイートなんて、一泊いくらするんだろう?
私たちが部屋に入ってしばらくすると、インターフォンが鳴った。
ホテルの部屋にそんな物がついてるのも、私は初めて知った。
「失礼致します。
ドレスをお持ち致しました。
お選びいただけますか?」
ハンガーラックに10着近いドレスが掛けられている。
「どれがいい?」
どれがいい…って言われても、そんな急には選べない。