家に帰ったらイケメンがいました。



「だ……誰…」



腰が抜ける。
恐怖と驚きで声が出ない。
警察も呼べない。
頭が真っ白になる。


ストーカー被害なんて遭ったことない……。




『こんばんはっ。はじめまして』




男の人は振り返り、腰の抜けた私を見ると、立ち上がって陽気な挨拶をしてきた。



「け……いさ…つ…………」






私は、どんどんと自分の意識が薄れていくのが分かった。
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