嫌いな君を好きになる……
「な、なんで……俺は総長の為にーー」


男の目に困惑の色が見えた。


グッ、と拳を握った男は、胸ポケットから小型ナイフを取りだした。


男の手が震えてる………



やめろ…………



男がナイフを振り上げたーーーー先には………



桜ーーーー。




「桜!!!!!!!」



俺は駆け出していた。




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