嫌いな君を好きになる……
長谷川は、颯爽と歩くと桜の前に来た。


「桜ちゃんが好きで追って来たんだよ‼」


ビクッ

余りの気迫に少しビックリする私に天が私を庇うように立つ。


「こいつ、俺のだからっ」


「え、桜ちゃん。

こんな派手な人が好きなの?

ちょっと待ってて!!」


いきなり飛び出す長谷川。



「どこ行ったのあいつ?」


「さあ、知らねー」


それから10分後。


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