嫌いな君を好きになる……

君とずっと一緒にーー

「痛いよじいちゃんっ」


涙目の長谷川と、怒りに怒ってる長谷川校長。


「帰るぞ‼
特別クラスにはもうやらん!!」


「え、やだよ。
せっかく、桜ちゃんと一緒のクラスなのに…」


グチグチ言われながら、引きずられて帰って行く長谷川をただ見ていた。


「俺の謹慎はどうなったわけ?」


「よう、帰っていいぞ。

また、明日な。

天ーー暴力じゃない違う方法で、相手を守りなさい。

お前ならできるよ」


亜門先生は、唯一理解のある先生だ。


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